2020.11.28
男女混合グループ
草木染め
今日は草木染めに挑戦しました。
先日の栗蒸しまんじゅうに使った渋皮煮を作った時に、沢山栗の皮が出ました。これが染料になると聞いたことがあったので、更に他のスタッフにも自宅で出た栗の皮を持ってきてもらい、ネットでいろいろ調べて準備。
クリニックの畑に沢山茂っているローズマリーとびわの葉も染料に使えると分かり、農耕に行く人たちに頼んで取ってきてもらいました。
![](https://www.saitoh-clinic.jp/wp/wp-content/uploads/20E2DD4A-0256-4C6D-B75E-898B4760974D-600x600.jpeg)
染料は枝から外したり刻んだりして細かくして、水切りネットに詰め、水を入れた鍋に入れて煮出します。感染防止対策であちこちのドアや窓を開けてあることもあってか、部屋中と言わず、他の階までローズマリーの香りが漂っていきました。
染液を煮る間に媒染液を準備します。今日は焼きミョウバン、湯の花、灰汁の3種類。
染液ができたら、まずはサンプル用の生成りのコットンを、染液にしばらくつけてから媒染液に浸します。染料3種×媒染剤3種で、9とおりの色が出るはずなのですが…
↓結果です!
![](https://www.saitoh-clinic.jp/wp/wp-content/uploads/AF684897-2A00-43BA-B05A-F42D015D2F1D-571x600.jpeg)
媒染剤によってかなり違う色が出て、驚きの声が上がります。化学の実験のようです。スタッフも事前に試したのは写真の①-1と①-2だけだったので、媒染液に浸して、引きあげる瞬間のワクワク感を皆で楽しみました。
続いて本番、それぞれ用意したものを染めます。サンプル布を見ながら、染液と媒染液を選んで投入。
↓絞り染めも施したりして、いろいろな作品ができました。
![](https://www.saitoh-clinic.jp/wp/wp-content/uploads/4CC16DCB-E4B4-4FB9-B7A0-F491419D5BD1-600x480.jpeg)
どの色も優しい風合いがあり、素敵でした。染料や媒染剤を変えて、またプログラムに入れたいと思います。